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経営コンサルタントとしての想いと誓い

 私は大学を出ると、これからはコンピューター業界が発展すると確信し郷里を離れ上京し、長年東京のIT企業で勤めてきました。

技術の進歩は早く日々新しい技術との戦いの中で常に新しいもの、最先端のものが良いものだと考えるようになっていました。

 

そして営業の場面では、

 「なぜお客様は良さをわかってくれないのか?」

 「最先端のものを導入すればきっと効果が出るのになぜか?」

と思うことが多くありました。

 

 

その後、中小の製造業に転職してからはこれまでの考え方はIT企業側の一方的な思い込みであることに気づかされました。

なぜならそれは新しいもの、最先端のものはハードウェア・ソフトウェア共に「物」でしかないからです。

それを誰よりも早く所有する事で満足する人、自慢する人が非常に多いです。

しかし所有しただけでは経営改善にはつながらないという事に気付かされました。

 

自身も中小製造業の取締役として経営に関与し、取引先である生産管理システム導入企業の営業トークに疑いも覚えたほどです。

 

 

賢い経営者は自社の経営を良くする事を一番に考えて自社にフィットしたITシステムを導入します。

私は自身の経験からこの事を学ぶと共に自己反省もしました。

 

 

そして私はIT化の遅れる中小企業が身の丈に合ったIT導入・インターネット活用で『IT経営』が実現できるようにという想いと使命感から経営コンサルタントの道に進みました。

 次に長年コンサルティング活動をしている中で気づかされたことは、企業経営者は ITを導入することが目的ではなく、経営を良くするすなわち利益の最大化が目的であることに改めて気づきました。

 「利益最大化を目的にITを道具として活用する」ことであり「IT導入することで自然に利益があがるのではない」ことが重要です。

したがって、利益があがる仕組みや考え方、管理手法をしっかり整えたうえで効率化を図るためにIT導入するプロセスが重要であることを強く提唱していきたいと考えています。

そこで重要となってくる仕組みが『計画経営』なのです。

計画経営ができる基盤をしっかりと構築し社内で根付かせるコンサルティングに力を入れていきたいと考えております。

 私はIT企業主導のIT化支援ではなく、明らかに経営力が向上する仕組みの導入・定着を経営者と共に考えるIT経営の実践を全力で取組むことをここに誓います。

 

 

 

ITに強い経営コンサルタント

山口康雄

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